脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

スクラップ買取業者を利用する際の注意点!兵庫では違法業者を警戒中

スクラップとは一般に鉄くずや金物を示しています。
家庭では自治体に定められた方法でゴミとして廃棄したり、お金を払ってクリーンセンターに行く人が多いのではないでしょうか。
しかし買取業者で売却すれば数百円から数千円のお金になりますし、事業で出た産業廃棄物であればかなりまとまった金額になるはずです。
兵庫県にはスクラップ買取業者が多く存在するので、一度売却を検討して見ましょう

スクラップ買取業者に確認!廃棄物処理許可証は必須です

兵庫県では、お金にならなかった産業廃棄物を山中に不法投棄する事案が多発しています。
これはスクラップの買取をしている違法業者の仕業であるケースがほとんど。
「産業廃棄物処分許可証」を所持していないために、最終処分地に入ることができず人目がつかないところへ投棄する手段をとっています。
長年愛用していた製品が、自然の中で無惨に捨てられていたら悲しいものですよね。
回収業者のチラシに、社名や住所、許可証の表記がない業者は悪質業者と疑いましょう。

スクラップの危険。無許可買取業者への依頼は罪になる!

産業廃棄物を排出する者には「排出事業者責任」というものが法律で課せられていて、意図せず不法投棄の罪を被る可能性があります。
不適切な処理をする業者へ依頼し、不法投棄が見つかった場合には「無許可業者への委託」という罪を負ってしまうのです。
実際過去には、紙くずなど900gを不適切に委託した大学の職員3人が逮捕される事件も起こっています。
知らなかったでは済まされないので、信頼できるスクラップ買取業者を選びましょう。

地域の目を光らせる!兵庫県不法投棄110番

兵庫県は「不法投棄を行わない、行わせない、行えない」まちを掲げて通報体制を強化。
スクラップなどの廃棄物の保管場所は柵で覆われており、見やすい場所に「産業廃棄物保管場所」の明記と連絡先を書いた看板を立てています。
不法投棄を行わせない環境に重要なのはやはり地域の目が重要です。
看板がない場所に廃棄物を見つけたら、すぐに県民局の環境課へ通報するよう呼びかけています。
なお、現行犯で見つけた場合など緊急のケースは警察へ電話しましょう。