脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

トラブルを未然に防ぐ家屋調査

マンション建設や公共工事などでは事前に家屋調査が行われます。

似たような名称で土地家屋調査士がありますが、こちらは不動産登記に伴う土地や家屋の状態を調査する仕事で、家屋調査は工事に伴い、現場近隣の建物などを調査する業務です。

広島で家屋調査業務を営む会社では、公共工事、民間工事に関わらず、工事による周辺への影響を調査しています。

事前調査と事後調査で近隣住民とのトラブルを未然に防ぐ

家屋調査業務は工事を始める前と工事完了後の2回調査を行い、変化を調べます。

亀裂がある場合にはその長さ、深さなど細かく計測して写真に残しておきます。

事後調査で計測した亀裂と比較して、工事の影響の有無を確かめることができます。

工事現場では近隣に影響が出ないように最善の工法を行いますが、それでも影響を及ぼしてしまうことがあります。

事前調査と事後調査で写真とともに状況を記録しておけば、補償についても明確に示すことができ、近隣との余計なトラブルを避けることができます。

家屋調査は建物だけではなく、塀やカーポートなど外構部分も全て調査を行います。

居住者の同意を得られれば建物内部のすべての間取りについても調査を行います。

信頼のおける家屋調査でトラブルを防ぐことができるのです。