脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

社員教育について教えてくれる本

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社員教育に関して文章を書かなくてはならなくなり、Amazonで探して購入して読みました。

実際に読んでみたら、とてもよい内容でしたので、今回この記事を書くことになったときにこの書物に関して書こうと思いました。

 

概要

ご紹介する本は、大西雅之『社長!すべての利益を社員教育に使いなさい』です。

著者の大西氏は、ノアインドアステージ株式会社代表取締役です。

 

この会社は、テニススクールを展開する企業で、大西氏は二代目社長です。

この現社長が入社した当時は自分の給料も出ないほど業績は伸び悩んでいたそうですが、その後利益をしっかり追求することにより上向きました。

 

しかしそんなときに幹部社員が大量に退職するという出来事が起きました。

そこでそれまでは現場に顔を出さず、従業員とコミュニケーションをとっていなかったことに気づき、社員教育にお金をかけるようになります。

 

そしてさまざまな社外研修に参加して、これだと思ったことを実行していきました。

また現場の従業員、特にコーチやフロントの話をよく聞くようにしていったそうです。

 

そのなかでさまざまな社員教育を行っていき、従業員の満足度を高めるためにいろいろ実践していきました。

その一つが以下の例です。

 

フロントの社員がシャワールームの掃除をしに行って戻ってきたら、残っている別のスタッフが「ありがとう」と声をかけ、清掃してきた社員も「ありがとう」と返すといったことを行なったのです。

 

こうしたことで離職率の高かったノアインドアステージ株式会社の離職率はグッと下がり、満足度の高い職場になっていきました。

 

この本を読んで思ったこと

こういった内容が書かれた本書を読むなかで、経営に対する知識が増していきました。

そして会社においては一にも二にも社員教育にお金をかけるべきだということが知ったのです。

さらに、企業においては何よりも現場の声に経営者が耳を傾け、利他の心を持って自己中心的なことをせずに相手に迷惑をかけないようにすべきだということが大切なのだと実感できました。

 

この書物は具体例に基づき丁寧に書かれているので、とてもわかりやすく心に響き納得できます。

腹落ちするというのはこのことかと実感しました。

企業はやはり人が一番の財産ですから、目先の利益よりも5年後、10年後を見据えて社員をじっくり育てることが後々大きな利益を生み出すことにつながるのです。

この本の主旨はそこにあります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
この本に書かれていることは、一々肯綮にあたっていると思います。

 

その内容を実践していけば、低迷している企業の業績も必ずや上向くでしょう。

この記事が50代をターゲットにしているのは経営層にぜひともお読みいただきたいからなのです。

 

実際にこの本を紐解けば役立つことが満載だと思います。

すぐに行えることもいろいろ書かれていますから、実践してみましょう!
あなたの会社もそこを目指して頑張ってください!