脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

派遣とは何か?保育士のケースは?

派遣社員という仕事の仕方があります。
しかし、具体的にどのような仕事なのか、また保育士の場合はどうなるのかといった疑問を持っている方も少なくありません。
そもそも派遣とはどんな仕事なのか、保育士の派遣はどういったものなのかを紹介します。

派遣という働き方には保育士もある

派遣は、派遣会社に登録することで派遣会社が企業(派遣先企業)での仕事を登録者に紹介し、登録者は派遣先企業の紹介した仕事先で勤務できるようになります。
雇用契約は派遣先企業ではなく、派遣会社との契約になります。
現場では派遣先企業が指示を行い、給与は派遣会社が支払うという仕組みになっているのが特徴です。
そして福利厚生は派遣会社のものを利用する形になります。

時々アルバイトと混同されることがありますが、全く異なった雇用形態です。
アルバイトは直接企業や店舗に応募して、採用選考のあとで直接雇用契約を結びます。
雇用契約も業務指示も契約した企業や店舗が行います。
つまり、仕事の指示も給与もアルバイト先から支払われる形です。

保育士に当てはめるとどうなるか

これを保育士に当てはめると、派遣会社に保育士が登録し、派遣会社が保育園(派遣先企業)に保育士を派遣します。
仕事の指示は派遣先の保育園で受けますが、給与は派遣会社が支払う形です。

一方保育園のアルバイトは、保育園が直接保育士を募集し、選考の後、アルバイトとして勤務してもらい、保育士に仕事の指示をするだけでなく給与も保育園が直接支払います。

派遣の保育士は年々増えており、保育士の派遣を専門に行っている派遣会社も現れるようになりました。
これによって保育士の働き方がより多様になってきています。

従来のように正職員として保育園に勤務する形だったり、アルバイトとして保育園に勤務する形だったりといった保育士の働き方も保育士の派遣によって新しい選択肢ができたといえます。
もし、正職員は大変だけどアルバイト以上の仕事はしたいという方がいれば保育士の派遣も選択肢になるでしょう。