脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

補聴器をつけての仕事…心がけたいことは?

補聴器をつけて仕事

補聴器をつけていようがつけていまいが、生活するには仕事をしてお金を稼がなければいけません。仕事はとても大変なこと。補聴器に頼っている人は、もっと大変でしょう。神奈川では、聴覚障害者向けの就労支援も活発。とはいえ、現実的に考えて福祉に何もかも「おんぶにだっこ」とはいきません。

神奈川で補聴器を利用している人に向けて、仕事に取り組む上で心がけたいことについてまとめました。

音の聞こえ具合をあらかじめ知らせる

会社の人に、音の聞こえ辛さについて伝えておきましょう。音の聞こえ具合に関しては、人によって大きく違います。補聴器を使えば何とか対応できる方も、いらっしゃるでしょう。中には補聴器を使っても難しいという人も、少なくはありません。ご自分の音の聞こえ具合を相手に知らせるのは、猛烈に難しいこと。少しでも食い違いがあれば、仕事にも影響が出てきてしまいます。
「1回説明すれば分かる」と思われるでしょうが、事は簡単ではないのです。音の聞こえにくさを相手に知らせるには、すごい時間がかかります。いきなり大変なミッションになりますが、避けて通ることはできないのです。

コミュニケーション手段を複数持つ

コミュニケーションの方法も、複数持っておきましょう。愛用の補聴器がある日突然壊れてしまったら、コミュニケーションをとるのは難しくなります。手話で対応するにしても、出来る人はいらっしゃいません。
まずは補聴器が壊れてしまったら、正直に相手に伝えましょう。補聴器が壊れた件を伝える際には、パソコン・スマホ・タブレットのメモアプリを使用。デバイスがなかったら、ノートや紙に記しておくのも手です。

精一杯貢献する

最も大事なことは、精一杯の貢献でしょう。聴覚に障害を持つと、企業側も配慮が求められます。現実問題「企業側の配慮が必要になるなら最初から雇わない」という、ところも少なくないのです。
でも精一杯に働いて貢献すれば、企業側は考えを改めるでしょう。マイナス部分をプラスで覆いかぶさるイメージです。簡単ではありません。「大変」という言葉では、片付かないでしょう。頑張りが認められたら、成果は出ます。