脱サラ40代社長のお仕事手帳

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児童発達支援とは?子育ては難しい

子育ては難しい

子育てほど大変なものはありません。注意をしても聞かず、数秒目を離しただけで明後日の方向へ向かうこともしばしば。洗濯したての綺麗な服を着させたつもりが、しばらくすると泥だらけになるのも仕様。子供と過ごす経験は、何よりも代えがたい素晴らしいもの。しかし時には、手がつけられない事態になることがあるのも事実。
子育てが難しい人を対象に、草加市では児童発達支援を積極的に進めています。

児童発達支援とは?

児童発達支援とは、児童福祉法に基づいた支援を指します。対象となるのは、全ての子供達。子供達が健康に過ごせるために制定されたのが、児童福祉法です。制定されたのは昭和22年のことですが、後に何度か改正がおこなわれました。
元々は、戦争で生活がまともにできなかった子供達を保護するために制定された法律です。戦争で親や家を失い、路上生活を余儀なくされる子供が多かったのです。しかし令和の時代において、戦争が原因で生活が難しくなった子供はほとんどいません。ただし、障害や家庭環境で生活が難しくなった子供は多くなっています。生活が難しい子供を助けるため、社会情勢に合わせて幾度か法律が改正されました。そして2012年には障害のある子供達が手厚く支援できるように、児童発達支援が設けられたのです。

児童発達支援のサービス内容

児童発達支援のサービス内容は、子供に合わせておこなわれます。
睡眠・食事・トイレなどの日常生活のサポート、ボールやブロックなどを使っての運動サポート、認知に遅れがある場合は認知のサポートもおこないます。

愛を伝えるサービス

支援内容は事業所それぞれ。しかし大切なのは、子供に寄り添い子供の成長を心から望む姿勢そのものです。事業所側が全て承るのではなく、親御さんと二人三脚で子供を支えていきます。
どんな子供でも必要となるのは「愛情」そのもの。難しい環境下でも「愛している」という感情が伝われば、子供はたくましく育ちます。児童発達支援は「愛している」という言葉を伝えるための支援も、行っているのです。