高知市は人口30万人を超える中核市として、また高知県の県庁所在地として発展しています。その一方で市の高齢化率は約30%と全国的にも高く、介護認定を申請する人も増えている現状があります。
高知市では住み慣れた地域で暮らしたい高齢者も多い中、施設に短期間滞在できる短期入所生活介護サービスの需要が高まっています。
短期入所生活介護のサービスについて
短期入所生活介護（ショートステイ）とは、施設に短期間入所して食事や入浴などの日常生活支援を受けられるサービスです。介護者である家族の入院や体調不良、仕事などに合わせて利用でき、リフレッシュ目的でも活用されています。
自宅を拠点にしながら施設利用もできる利便性が人気で、施設に入所するほどではないけれど無理なく在宅生活を続けたい人にとっても重宝されています。
高知市で短期入所生活介護を利用するには？
短期入所生活介護サービスの対象となるのは、要介護1〜5の認定を持つ人です。まだ認定を受けていない場合は、介護保険課で認定申請をしましょう。
認定が下りたら、市内の居宅介護支援事業所にサービス利用の相談をします。そのときに短期入所生活介護を希望している旨を伝えましょう。担当のケアマネジャーが作成するケアプランに沿って、実際のサービス利用が開始されます。
高知市には生活介護支援が受けられる居宅介護支援事業所が100件近くあります。管轄区は特に決まっていないので、お好きな事業所と契約することができます。短期入所生活介護の事業所も10件ほどあるので、実際に見学に行ってみるのも良いかもしれませんね。
短期入所生活介護は利用者の生活機能の維持向上も期待できる
前述したように、短期入所生活介護は介護者の負担軽減のための大きな役割を担っています。しかし、短い間でも専門職からの支援を受けることで、利用者の生活機能の維持向上が目指せることもあります。高齢者は体調が不安定になることも多いので、心身状態にあわせて短期入所生活介護を活用するのも効果的ですよ。
短期入所生活介護サービスに興味のある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
