脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

潤滑油とは?

現代になくてはならないもの

今は当たり前に使われている機械の数々。元を辿ると、古代ギリシャ時代に辿り着きます。重い荷物などを持ち上げる滑車の原理は、数千年後の現代でも応用されているほど。しかし使い続けると、ガタが来るもの。滑りが悪くなってしまったら、どうしようもありません。
滑車が木製だったら、まだ何とかなったでしょう。しかし金属製となると、もっと大変なことになります。もし金属製の滑車が錆びてしまったら、得られる利益は水泡に消えるでしょう。そこで取り出したのが「潤滑油」です。

動きをスムーズにする潤滑油

滑車は現在の機器にもたくさん使われています。滑車そのものは見かけませんが、応用技術は現代も受け継がれています。なので錆などで動かなくなるのは、絶対にあってはならないこと。そこで「潤滑油」を用いて、動きを復活させるのです。
勘違いして頂きたくないのは、潤滑油は錆を取り除くものではありません。あくまでも「動き」をスムーズにするためのもの。とはいえ錆そのものを防ぐ効果も、潤滑油は持っています。

潤滑油の種類

潤滑油には主に「流体潤滑」と「境界潤滑」の、2種類あります。「流体潤滑」は、軸受け部と軸部の面が熱い油膜でおおわれているもの。油の膜が薄くなっているのは、境界潤滑になります。
もう少し掘り下げると、流体潤滑は潤滑油の分子を付着させることにより、金属の摩擦や摩耗を防ぐ役割があります。とはいえ、半永久的に使えるわけではございません。いつかは油の膜が切れて、摩擦が大きくなることもあります。摩擦が大きくなった状態を「境界潤滑」と言います。

質の高い潤滑油を求めているのなら

潤滑油は、近所のホームセンターに行けば簡単に手に入るでしょう。ネット通販でも取り扱っており、安価な価格で入手も可能です。しかし、質の高い潤滑油となると話は別。専門商社に足を運ばなければ、入手は難しいでしょう。
もし少しでも導入を検討するのなら、潤滑油専門商社まで一度連絡を入れてみることをおすすめします。小さな一歩が、大きな利益を生み出すもの。