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ビジネスで使える英語慣用表現が満載「会話を組み立てる英語プレハブ慣用表現150」のレビュー

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英語をビジネスで使っていく上で、使える慣用表現をまとめた本をずっと探していました。

プレゼンテーションやビジネス交渉など、ビジネスで英語を使わざるを得ない場面は、意外とたくさんあります。

ビジネスで使える英語の慣用表現を一冊にまとめた書籍を見つけたので、ご紹介します。

 

本書は、ビジネスで英語を使っていく上で、慣用表現力を高めていくために、慣用表現の役割に注目するという観点からまとめられています。

慣用表現の役割がはっきりすれば、それに応じたトレーニングや練習を組み立てることが可能で、それがビジネスで英語を使っていく上で効果的なのではと考えられます。


本書では、慣用表現の役割と以下の3つに分けて、分かりやすく紹介しています。


慣用表現の役割1:効率よくある思いを表す

英語にも慣用表現はたくさんあり、その慣用表現を使うと、思いが言語で表現できるというのはありますが、状況に応じてどの慣用表現を使うと、一番効率よく自分の思いを表せるのかが紹介されています。


慣用表現の役割2:言いたいことの「型」を提供して、英語での表現の組み立てを容易にする

英語で言いたいことの「型」の表現をたくさん知り、それをうまく活用したり応用したりすることで、英語での表現の組みたてが楽になることが、本書を読むと分かります。


慣用表現の役割3:思考の流れを調整するナビゲーター

慣用表現には、思考の流れを調整するナビゲーターとしての働きがあります。

ですので、ある慣用表現を使うことで、思考の流れが調整できて、話が展開しやすくなります。

慣用表現には、話の流れを作るフラッグのような働きがあるということが、本書を読むと分かります。


慣用表現力とは、状況に応じて適切な慣用表現を選択し、使用することだと言えますが、本書を最大限活用することで、慣用表現力高め、それがビジネスで英語を使う際にも役立つと考えられます。


まとめ

本書は、英語の試験で得点をアップされるために書籍というより、プレゼンテーションや交渉などで英語を使う上で使える慣用表現を紹介しています。

TOEICでの得点アップや英検合格には直接結びついていないかもしれませんが、実際のビジネスシーンで英語を使っていう必要がある人にとっては、役立つ書籍だと言えるでしょう。

英語を学ぶ目的は、テストで高得点を取るためではなく、実際の英会話やビジネスで使うためであるという目的を思い出させてくれる本だと言えます。