個人事業主として起業する際の参考図書として、購入しました。
表紙に「開業・運営・経理・税金まですべてわかる」と書いてあり、分かりやすそうだったので興味が沸きました。
イラストや図解が入っており、楽しく学ぶことができます。
開業前&開業後にすべきことがまとまっている
現在、在宅ビジネスやネット販売など、個人事業を始める人は増加傾向にあります。
開業前から開業後までのスケジュール感と、すべきことがまとまった表があるので、誰にでも分かりやすく進めることができると思います。
借入先や助成金の検討、従業員の募集や公的機関に届出する各種書類などが網羅されいて安心できます。
保険・年金の制度
会社員を退職して個人事業主になる場合は、保険と年金の切り替えが必要です。
会社員時代は会社が折半してくれていた保険料も、全額自己負担になります。
将来の年金は受給額が少なくなるため、国民年金基金など追加で保険料を上乗せする制度のことです。
私はこの本で国民年金基金を知って、加入しました。
個人事業主になると、自分のことは自分で面倒を見なくてはならず、不安もあります。
しかし、この本を読んでしっかり勉強することで、生きていく知識が身に付く感覚を覚えます。
個人事業主に関係する5つの税金
所得税、住民税、事業税、消費税、減価償却税の5つが、個人事業主と関わりがあります。
税金によって自分で申告を行い納付するもの、税額が決定して納付書が送られてくるものがあります。
適正な手順に従って確定申告を行い、税金を納めましょう。
私たちの身近な消費税の計算方法と申告・納付方法も詳しく掲載されています。
また、決算書の作り方まで載っているので、税理士に任せず自身で決算書作成を行う人には参考になると思います。
まとめ
私はこの本を使って、実際にインターネット上に小売店をオープンしました。
具体的な開業前から開業後の動きが、かなり参考になりました。
スケジュール感も記載されており、その情報に添って行動していきました。
また、全てがカラーページで分かりやすく、楽しく学習することができます。
個人または法人として起業する予定の人は、1度手に取って欲しい本です。
1冊持っていれば、何か困ったとき必ず助けになってくれることでしょう。