脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

不動産業者の選び方

不動産業者の選び方

大阪で不動産売買を進める際に頼りになるのが、不動産業者です。契約書の作成や締結、権利移動についても円滑に進めてくれるので、利用しない手はありません。
ただし残念なことに、全ての業者が信頼できるとは限りません。

宅建建物取引業者票

まず確認しておきたいのは、宅建建物取引業者票です。提示することが義務付けられており、本当に信頼できる業者なら目立つ所に掲げているはずです。また「宅建建物取引業者名簿」を見れば、過去に何かやらかしていないかどうかも確認できます。例えば社名や役員が頻繁に変わっていた場合、何かやらかしていても不思議ではありません。社名が変わっているということは、前の社名では営業できなくなった理由があるはずです。他にも取引実績の有無や、行政処分歴があるかどうかも見ておきましょう。
また業者そのものが良かったとしても、担当者がハズレであれば元も子もありません。注意したい人は、自らの利益を重視している人です。不動産売買を希望する人は二の次で、自分の懐が潤うことが第一の人物です。良いことしか言わずにリスクを説明しようとしない人は、要注意です。少しでも怪しいと感じたら、他の不動産業者にお願いすることを強くおすすめします。

依頼内容は明確に

なお不動産売買をする側も、注意が必要です。まずは不動産業者に頼みたいことをしっかり明確にしておきましょう。売主になる場合は売却希望価格・売却希望時期・売却方法も伝えておいて下さい。
不動産購入も同じです。予算はいくらなのか、どういった不動産をいつまでに購入したいのかも伝えておきましょう。どんなに優秀な不動産業者でも、依頼内容が曖昧になっては対処のしようがありません。

重要書類は自分達で管理する

また重要書類は、なるべく自分達で管理するようにして下さい。権利証・異認証・実印・印鑑登録証明書を不動産業者に預けるのは、避けるのが賢明です。どうしても預けてほしいと言われたら、なぜ預けなければならないのかの説明を求めて下さい。
そしてどういう用途で使うのかを説明した上で、対処するようにしましょう。