脱サラ40代社長のお仕事手帳

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日本一の産地!熊本のトマトの特徴を紹介!

熊本は、トマトの生産量日本一を誇ります。
そのシェアは毎年17%を超え、2位の北海道の2倍です。
そんなトマトの一大産地である熊本で採れるトマトについて、その特徴を紹介していきましょう。

熊本のトマトは糖度がとても高い!

年間収穫量が12万トンを超える熊本のトマトの特徴は、糖度が高いこと、年間を通じて出荷できることが挙げられます。

熊本のトマトは、塩分が多い過酷な環境で育ったトマトが多く、その反動としてフルーツ並みの糖度を持つトマトが多く生産されています。
サイズだけで見れば他の生産地に比べて若干小玉なことが多いのですが、その分旨味が詰まっているのが特徴です。
実際に糖度を計測すると、一般的なトマトが5~6度なのに対し、8度を超えるトマトがほとんどです。
さらに10度を記録するトマトも多く存在し、このクラスになるとフルーツと遜色のないレベルの糖度になっています。
もちろん、熊本のトマトのサイズを重視して大玉での出荷をしているものは、そこまでの糖度は少ないものの、平均的に高めになっているのは事実です。
このように品質においても熊本のトマトは高い水準にあるといえるでしょう。

また、年間を通じて生産しているのも特徴です。
その理由として、秋から春にかけて出荷するエリアと夏から秋にかけて出荷するエリアがうまく分けられていることが挙げられます。
多くの産地では一年のいずれかの季節に集中して出荷しています。
しかし、熊本ではトマトの出荷が温暖な海沿いで秋~春にかけて、東側の高原地域では夏~秋にかけて行われているのです。
これによって一年中安定して出荷できるようになっているのが特徴で、生産量の底上げに貢献しています。

熊本のブランドトマト「はちべえトマト」とは?

熊本では品質の高さも追及しています。
その一つがブランドトマトです。
特に八代平野で生産されるはちべえトマトは、熊本のブランドトマトとして知られています。
球磨川のきれいな水を使用し、減農薬にこだわっていることから、高い糖度を誇るトマトを生み出すことに成功しました。