脱サラ40代社長のお仕事手帳

会社に残るか転職かと思ったら40歳から独立起業してしまったオヤジのお仕事メモ

SPDとは?

たびたび求人で見かけるSPDとは?

院内物品質管理業務を「SPD」といいます。広島でもSPDは「医療機器管理業務」という形で、度々求人にあがっているほど。しかし具体的に、どんな業務内容なのか・雇用形態についてもはっきりしません。
仕事には、合う合わないがどうしても出てきます。そこでSPD業務について深掘りしてみました。

SPDの説明

SPDとは、病院で使われる物品の在庫管理や搬送をおこなう業務のことです。万が一のミスは人の命に関わりますので、供給と管理を一元化にして円滑にすすめなければいけません。とても重要な仕事です。そもそもSPDとは、Supply Processing and Distributionの略です。病院の物流硬化率化策である「購入物品、減菌再生物などの病院物流物品の管理供給と一元化構想プラン」として、提唱されたものです。日本では20年前に登場。今は細かく部署が分かれ、徹底した管理の元で行われています。
SPDが機能することにより、医療の質・安全性が向上。病院経営にも一役買ってくれます。「ここぞ」という時に、本当に必要となる物資を供給。医療ミスの予防にも繋がります。

業務内容は?

実際の業務内容も、見ていきましょう。メインとなるのは、物品物流管理と購買管理です。医療で使うもののなかには、使用期限が決められているものもあります。使用期限が過ぎたものを医療で使うと、大問題どころの騒ぎではありません。
医薬品や診療材料の供給も、重要な仕事です。依頼があった場合、すぐさま医療品をピッキングして供給します。物品管理がしっかりと出来ているのなら、医療品の物流もスムーズにすすむでしょう。

雇用形態について

最後に雇用形態についてです。雇用形態には、病院雇用とメーカーでの雇用の2種類に分けられます。メーカーでの雇用は「派遣」という形で、病院でおこなわれます。
ただ病院で雇用されるケースは、少なくなっています。今は、メーカーで雇用されて病院に派遣される雇用形態のものです。雇用主はメーカーとなり、病院ではありません。正社員で働くとなると、パートの管理も任されることになるでしょう。