看護師不足は全国的な問題となっていますが、徳島でも看護師不足が深刻です。
看護師不足の理由はいくつかありますが、「看護師の離職率が高い」「看護師のニーズが多くなっている」「都市部に集中していて地域により隔たりがある」などがあげられます。
離職率が高い
看護師の仕事は24時間必要となるため、夜勤や残業が多くなってしまいます。
その割に賃金が安いのも離職の理由となります。
看護師不足で負担が多くなり離職に繋がるという負のループも…
他の職業に比べて人間関係においても、働き方においても看護師にかかる負担が大きく離職へとつながっていくようです。
看護師のニーズの高まり
高齢化が進み、看護を必要とする人たちが増えています。
介護施設や在宅介護など介護関連の看護師の需要が高まり、さらに看護師不足に拍車をかけているのです。
地域により隔たりがある
働くなら都市部で働きたいと希望する看護師が多く、へき地や離島では深刻な看護師不足となっています。
特に瀬戸内海には多くの島があり、徳島や香川・愛媛など四国地方では大きな問題となっています。
解決に向けて
行政でも看護師不足を解消するための試みを行っています。
看護師の業務の改善や給料形態の見直し、福利厚生などについて法整備を行うなどの対策を講じています。
また、長い間休職していた看護師が復職するにあたり、研修制度を設け、再就職の支援を行っています。
このような試みで少しでも看護師不足が解消されると良いですね。