脱サラ40代社長のお仕事手帳

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出雲発祥のスイーツ!ぜんざいを改めて知る!

島根県出雲市には人気のスイーツがたくさんあります。

また和のスイーツのメジャーなメニューの一つである「ぜんざい」発祥の地として知られています。
しかし、その事実を知らない方が意外に多くいるのが事実です。
また、そもそもぜんざいとはどんなスイーツだったかイメージしにくいといった方もいます。
そこで今回は、そもそもぜんざいとはどんなスイーツなのか、出雲市はなぜ「ぜんざい」発祥の地といわれているのかについてまとめました。

そもそもぜんざいとはどんなスイーツか?

ぜんざいは、甘く煮た豆のスイーツで、善哉とも書きます。
これは、一休さんでおなじみの一休宗純が、初めて食べたとき「善哉だ」といったことがルーツとされています。
善哉とは、師匠が弟子をほめるときに使う言葉であり、ぜんざいの美味しさから思わず出たようです。
もともと善哉とは仏教のルーツである、インドで用いられているサンスクリット語の「すばらしい」という意味なので、まさにぜんざいはすばらしいスイーツだったといえるでしょう。

甘く煮た豆というとお汁粉と同じイメージがあります。
しかし、ぜんざいとお汁粉は似ていますが、少し違います。
出雲で出されるようなぜんざいは汁がありませんが、お汁粉は汁があるので、それを違いとしているケースがほとんどです。
しかも、もともとお汁粉は、塩味の豆を使った汁であり、そもそもスイーツではなかったのです。
そう考えるとお汁粉とは似て非なるスイーツであることがわかるのではないでしょうか。

なぜ出雲がぜんざいの発祥の地なのか?

一休さんの説以外の説によると、出雲はぜんざい発祥の地とされています。
出雲は古くから出雲大社があり、ここで催されるお祭りも数多くあります。
その一つに「神在祭(かみありさい)」と呼ばれるお祭りがあり、神無月(10月)に全国から八百万の神様が出雲に集まるお祭りです。
ここでふるまわれる「神在餅(じんざいもち)」がベースになってぜんざいが生まれたそうです。

現在、出雲では出雲ぜんざいという名称で多くのお店が名物スイーツとして、販売しています。